2013年1月6日

マグロの初競り

ここの所毎年話題になる、築地でのマグロの初競り。今年はとうとう1億円の大台を超えて、222kgの大間のマグロが、1億5540万円(1kgあたり70万円)と、昨年の3倍(5649万円)という初競りに。競り落としたのは、昨年同様24時間寿司店を展開する、「すしざんまい」の喜代村。対抗馬は、確か一昨年まで競り落としていた、香港の「寿司王」である「板前寿司ジャパン」。まぁ、ご祝儀相場というには、ちょっと無理があるくらいの価格にとうとうなってしまいましたね。

日本はデフレデフレと言われるけれど、よく見ると結構こういうバブリーな部分もあちこち見られるわけで、そう言う意味では国民としても、そろそろこういう窮屈な状態から脱出する切っ掛けを待っている気がしますね。とは言っても、このマグロの初競りは異常だと思うけれど。

初春の風物詩として、こういう光景は残っていって欲しいと思うけれど、「節度」は残して欲しいですよね。確かにマグロは高級食材だと思うけれど、億単位の値段が付くものを普通に食事で提供されるのはおかしいと思います。それに、ちゃんと原価に利益を乗せて販売するならまだしも、1/100程度の値段で販売しているわけですから。幾ら、広告宣伝費代わりと言っても限度があるだろうし。

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