2012年12月20日

政権交代

韓国の大統領選が終わり、与党の朴氏が当選して、初の女性大統領であり親子二代の大統領という歴史的な日になりました。これで、今年予定されていた、ロシア、米国、中国、韓国、そして予定外の日本も含めて新しい政権が決まり、また新しい国際政治関係が始まるわけですよね。

で、やっかいなのが中国と韓国なわけですが、これがなかなか厳しいそうですよね。中国については、完全に覇権を狙ってこれから圧力をかけることはあっても引くことは無いだろうし、韓国に着いてもどちらかというと親日的な朴氏が当選したけれど、あの国はデフォルト日本には譲らない、最後は「竹島・慰安婦」で卓袱台返しする国だし。

一方で、どちらの国も経済的にはやや陰りが見えてきたところで、それには日本の影響もかなりあるわけで、彼らとしては譲れない立場はあるものの、経済的には何とかバランスを取り戻したいと思っているのも確かでしょう。それはそれで、日本にとっても経済復興を進めるためにも、特に中国との関係は大事だけれど、あれだけの拒否感を見せられると、なかなか以前と同じようにとは行かないでしょうね。特に、中国リスクは管理今回影響を与えたでしょう。

いずれにしても、日本生まれの李現大統領が「未来志向」と言っていても、結局は最後はお約束の「竹島・慰安婦」カードを切らざるを得なくなるのが韓国の5年間なわけで、今回もそうなっていくのは火を見るより明らかでしょうね。日本としては、これまでのように何でもかんでも相手の言うことを聞くのでは無く、是々非々で、言うことは言う、譲れるところは譲る、それが嫌なら別のところと話をする、位の態度を見せないと、結局これからも同じ事の繰り返しになりそう。そろそろ日本人の堪忍袋も切れかかっていることを、先ずは明示しないといけないんじゃないだろうか。

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