2012年11月14日

嵐の予感?

少し前に大々的に発売開始されたWindows8。そのWindows8と、今のMicrosoft製品のある意味バックボーンとも言うべきWindows Liveの担当社長であるシノフスキー氏が退社したという記事。製品自体は、開発は終了して出荷されているわけだから、これで何かあるとか言うことは無いだろうけど、ちょっと気になる記事ですよね。しかも、人間関係の軋轢と言われているけれど、次期社長候補と言われていた人が、その圧力で止めるくらいの何かあったのだろうか。

まぁ、よその会社の人事をとやかく言っても始まらないけれど、あんまり嬉しい兆候では無いことも確か。まぁ、キーエンジニアとか技術者が止めるとなると、その後のメンテナンスとか技術継承に不安が残るけれど、それよりはましかな。それでも、期待されたほどでは無いWindows8の販売状況にオーバーラップしてしまうのは仕方ないかも。

Windows8は、確かに起動・終了時間が短くなったりしているメリットはあるけれど、一方で余りにこれまでのWindowsベースのI/Fと異なるタイルI/Fが最初からがつんとくるので、それで拒否反応を受ける人も多いのでは。大体「タッチI/F」と良いながら、それって最初のタイルI/F部分だけで、その舌の例えばOffice製品がタッチI/Fになるわけでもないし。なんか、厚い化粧を落としてみたら、すっぴんはこれまでと同じでした、みたいなガッカリ感を感じてしまいます。それと、タブレット系などで直接タッチして操作する分にはいいけれど、これまでポインターデバイスで操作するのが本当に面倒。あと、例えば右したタップで出てくるメニュー画面とか、新しいWindowsロゴとか、淡色系の見づらいデザインなんだけど、あれも何か意図があってやっているんだろうか。派手にしろとは言わないけれど、ちょっと背景が濃い色だったりすると、見づらいこと見づらいこと。

今回の後任人事では、IE/Office/WindowsのI/Fを担当してきた人がなるみたいですけど、あのタイルI/Fって本当に良いのか聞いてみたいですね。そうそう、Officeも2010からリボンI/Fを導入して、一気に生産性を下げたけれど、なんかあの二の舞になりそう。もっとも、リボンI/Fは、画面が横長になりつつあるのに、縦方向の解像度を余分に消費して肝心の編集領域を小さくするという愚行をしたけれど、今回のタイルI/Fは横スクロールで、メニューも右端に縦長に表示されるなど、やっと現実に即したI/Fになりましたね。でも、まだまだだけど。

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