2012年10月2日

Softbank+e-Access=???

ソフトバンクがイーアクセスを1,800億円余りで買収するというニュース。この買収が完了すると、契約者数でauを抜くかもと言う規模になるんですねぇ、ちょっと意外。今回の買収で、ソフトバンクはイーアクセスの1.7GHz帯を手に入れて、LTE網が一気に拡大するという話らしいけれど、それ大丈夫なんだろうか。イーアクセスの顧客500万人用に作られたネットに、その何倍ものユーザーが集中する可能性もあるわけで、そう簡単には喜べない気もします。特にイーアクセスは、都市部に基地局が集中しているから、都市部ではソフトバンクの混雑緩和に貢献するかもしれないけれど、それ以外の場所ではどうだろうか。都市部に余裕が出来た分、地方の設備拡充にシフトチェンジするという事はあるかもしれませんが。

ただ疑問なのは、これまでソフトバンクとイーアクセスは別会社として周波数帯の獲得とかしてきたわけで、後発であるイーアクセスやソフトバンクもそれなりに優遇されていたと思うんですよね。その二社が合併した場合、潤沢なリソース利用が可能になるわけで、単純に1+1=2と言う形になるんだろうか。KDDIとかdocomoがクレームするかもしれませんね。

これで日本の携帯キャリアーは、docomo、au/KDDI、Softbankの3社体制に集約されたわけで、docomoとしてもこれからのビジネス展開が厳しくなるんじゃ無いだろうか。

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