2012年10月26日

減便

利用者拡大をしたい静岡空港ですけど、韓国・中国との領有権問題の影響で利用客の減少が続いているみたい。その為、大韓航空と東方航空は、この11月、12月で減便をするという記事。静岡空港は、苦戦する地方空港の中では国際線の比率が高くて、その点では他の地方空港よりは有利だと思うんですが、就航先が中韓中心というのはやっぱりリスクがありましたね。もっとも、アシアナ航空はこんな状況でもデイリー運航を維持すると言うことで、同じスタアラの航空会社と言うことも含めて応援したいなぁ。でも、韓国に行く用事は無いし(をぃ)。

以前も、韓国路線が低迷していた時には、大韓航空は直ぐに減便をしたけれど、アシアナ航空はその時も運航を維持していて、いろいろ理由はあるんだろうけど信頼感はその時に結構生まれました。仁川経由の経路を使うときには、アシアナを使ってあげようかな、と。

ただ、別の記事では、尖閣諸島問題以後、日本への渡航者は中国政府の意向もあって減少をしているけれど、それは団体ツアーなどで、ピザ発給状況を見ていると比較的富裕層が多い個人旅行は逆に増えているそうなんですよね。実際に、ドンパチが始まれば別だろうけれど、今の状況では冷静に見られる人はちゃんと判断していると言うことですよね。

だいたい、中国が高飛車に出れば出るほど、世間は冷たい視線を送るわけだし、日本に対しての経済制裁にしても、中国経済も少なからず日本の産業に依存しているわけだから、自分に戻ってくるものも多いはず。実際、前回の時にはちょっとしたパニックにもなったレアアースなんかは、この二年間で日本が脱レアアース技術や再利用技術を開発し、さらには調達先を中国以外に開拓したから、今では中国からの輸出がだぶつき生産調整や連鎖倒産まで生まれている状況。彼らもしまったと思っているんじゃ無いだろうか。

いずれにしても、バイアスが掛かった情報しか存在しない中国国内から外に出て、リアルな世界を見て貰うのが一番なわけで、そう言う意味でも年明けから再び運航が元の状態に戻ることを祈っています。

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