2012年9月11日

ビデオ判定

大相撲で誤審騒ぎがあったんですか? それよりもビックリしたのは、大相撲でもビデオ判定を1969年から導入していたということ。その場面は見ていないけれど、勝負をしている以上は精確に勝ち負けは判定して欲しいと思う反面、結局は「審判」という人間が判断する以上は、そういうミスも含めての勝負という事もありますよね。とは言っても、先日のオリンピックで散々話題になったようなレベルの低い審判による誤審は頂けませんけどね。自分がやっていた陸上競技のような、数値で表されるスポーツだと「誤審」という事はあまりないんですが、それでも投擲競技のファール判定とか、中長距離なんかのレース途中の鬩ぎ合いとか、やはり審判が必要な場面があります。対戦競技、相撲のような個人対戦でもサッカーのような団体対戦でも、ならば、審判がゲームのすべてを司るわけだから、ある意味対戦する選手・チーム以上に重要な存在とも言えます。

フットボールでも、同程度のフィールドを使うサッカーやラグビーと比較しても審判の数は多いし、ビデオ判定も早くから導入しているし、そう言う意味では非常に先進的なスポーツなんだけど、でもボール位置の判定は未だにヤードチェーンというアナログな部分もあるのが、不思議だし面白い要素。結局、そういうちぐはぐな部分が、そのスポーツのキャラクター付けにもなると言うことなんでしょうね。とは言っても、1体1の対戦である相撲では、微妙な判定もあるだろうし。ただ思うのは、ビデオまで導入して判定するなら、競技場である土俵にも何かセンサーを付けるとかして目立たないような形で近代化をしたらどうだろうか。サッカーのゴール判定にもカメラが使われるという時代だし。

まぁ、でも、以前にも書いたけれど、某CMの「白黒付けないカフェオーレ」が一番良いかも(笑)。勝負事だから、勝ちと負けはどうしても生まれるけれど、その判定方法はあくまでゲームの上であれば、多少の曖昧さ・リスクがあっても、それは仕方ないかなと思います。勿論、それで自分や自分のチームが負ければ悔しいけれど、本当に強ければそう言う場面がそもそも生まれないわけだし。

0 件のコメント:

コメントを投稿