2012年8月28日

スマホ家電とインターネット家電

先日掲載された「スマホ家電」についてのコラム。昔(と言っても、それほどじゃ無いけれど)「インターネット家電」というのもありましたねぇ。結局尻すぼみになったけれど。今回の「スマホ家電」も、それに似た匂いを感じるなぁ(笑)。コラムの最後に書かれている、冷蔵庫の節電確認なんて、正直なところわざわざスマホで取得するようなデータでも無いと思いますしね。それなら、冷蔵庫の中身をスマホに転送して、帰宅途中に足りない物が買い物できるようになる機能の方がよほど便利そう。昔も、買った食品のバーコードーをスキャンして冷蔵庫に入れておけば、庫内の食品管理が出来るみたいな機能があったけれど、あれもいちいちバーコードをスキャンするのは面倒。RFIDタグでスマホで一気にスキャン出来れば便利かもしれないけれど。あるいは、庫内にカメラがあって、その映像から解析するとか。

正直、これまでスタンドアローンで使うことが前提だった家電を、ネットワークに繋いで見てもなかなか訴求できる利便性って見つかりません。その中で例外的な家電が「HDDレコーダー」かな。これまでのテープベース、DVD/BDベースの録画機では、録画するメディアが挿入されていないと、リモートで予約実行しても無意味だったけれど、HDDレコーダーだと現実的にその心配は無くなりますしね。電子番組表とともに、番組録画って凄く便利になったと思うけれど、時々外に出ているときに「あっ、今日あの番組あったんだ」みたいな事があります。そんなときに、リモートで予約設定・実行出来れば便利ですよね。インターネットに接続して同じような事は出来るけれど、もっと簡単にできないかな。

例えば、スマホにP2Pで接続出来る「分身デバイス」を準備出来るようにして、その分身デバイスをHDDレコーダーに接続すると、スマホから直接操作できる。PCに接続すれば、スマホからPCの操作や画面確認が出来る、みたいな。あっ、でも家族みんなが自分の分身デバイスをHDDレコーダーに接続して、リモートでチャンネル権の争奪戦が発生したら、これは新たなネットワーク戦争になったりして(笑)。

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