2012年6月9日

気になる光景

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。今回気になる光景に遭遇したのは、新横浜からの帰りの車内。いつも混んでいる金曜日夜の新幹線ですが、この日も新横浜から乗車した時点で通路も一杯の状態。EX-ICで指定した座席は、車両後方の2列席窓際。直前にシートマップを見たときは、隣は空席だったけど、多分駄目だろうなと思いつつ社内に入ると、案の定通路側には先客が。足下には、少し大きめのキャリーバッグ、その上にボストンバッグみたいな物を置き、さらに手には紙袋を持った、リネンのジャケットを着用しカンカン帽子みたいな帽子を被り、サングラスをした初老の男性っぽい人が座っています。で、「失礼」と声を掛けたけれど反応無し。あれ、外国人? と思って"Excuse me."と言おうと思ったら、どうもウトウトしていたらしく、こちらに気がついて立って道を空けてくれました。

正直、足下のキャリーバッグが少しこちらの足下にも進入していてうざったいんだけど、仕方ありませんね。で、こちらは夕食代わりに駅の売店で買ったお弁当と缶ビールでささやかな宴会開始です。暫くすると、隣の男性氏もバッグの中中をごそごそすると、なにやら口元に運び出します。どうも漂ってくる匂いからして、チョコレートボールみたいなものを食べている様子。熱海をすぎて、次の停車駅である三島に到着する頃はこちらも食事は終わりiPad touchを聞いてい田李したんですが、気がつくと隣の男性氏はまだ口元に何か運んでいる様子。で、それが三島を出て静岡に着こうかという頃になっても規則的に口元に手を運んでいます。最初はチョコレートの匂いがしていたんですが、今は特に食べ物の臭いもしないし、実は食べている咀嚼している音や様子も伺えない。なんか気になって、首をかく振りをして隣の様子をチラ見したら... 毛抜きで顎の辺りを髭を抜いていた orz 車内で化粧している女性の姿もみっともないと思うけれど、毛抜きを使って髭なのか産毛なのか分からないけれど抜いている姿もみっともないなぁ... と言うか、その抜いた物をどうしているのか、そっちの方が気持ち悪くなってしまった。程なく浜松に到着して、私は下車したから良いんだけど、あれがこの後名古屋までとか新大阪まで続いたら、嫌になる。

で、気になる光景はこれで終わりではありませんでした。駅から自宅までバスで帰るんですが、バスに乗り込み何気なく窓から見えるバス停のイスに、今年の新入社員風の若い男性が座っている様子が見えます。で、見るとも無しに見ていると、この男性、右足の靴のつま先をなにやら弄っています。これが室内だったら、親指の爪を切っているような格好。で、よくよく見るとどうやら瞬間接着剤を靴の先に塗っているみたいなんですね。白いチューブみたいな物を、つま先部分に付けている様子です。で、今度は左足のつま先にも同じように塗っている。遠目で見ても、ちゃんと磨いてあるそんなに履き古したような感じでは無い革靴なんだけど、つま先だけ剥がれてしまったんだろうか。でも、革靴だったら、よほど酷い安物で無い限り、靴底は縫い合わせてあるような気がするんだけど。で、出発時刻まで時間が有ったんで、10分位この様子を見ていたんですが、右・左・右と、何度か接着剤をつま先に塗って、指でぎゅっと暫く押さえて、そのうちティッシュを取り出すと、どうやらはみ出した接着液を拭き取ったり...

つま先か剥がれたから瞬間接着剤を購入したのか、あるいはいつも持ち歩いていて使っているのか、見た目は新しそうな靴なのに何でつま先が剥がれた(?)のか、なにやら妄想がぐるぐる回って帰りのバスの中ずっとそのことばかりを考えてしまいました。どうも、気になることが多かった金曜日の夜です。

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