樂天トラベルからチケットを購入した、先日の関越道バス事故の犠牲者に対して「アンケートメール」が送られてしまったという記事。一応、この手のシステム開発も多少知っている側としては、まぁ自動配信で送られてしまったと言う事はよく分かるけれど、それでも「無神経」と言われても仕方ないでしょうね。特に、樂天位大規模なシステムになれば、確かに全国的なトップニュースではあるけれど、自社サイトで購入した犠牲者が居たかどうか調べるのは大変かも。でも、今後ネットビジネスがもっと盛んになれば、そう言うきめ細やかさも要求されるんでしょうね。ただ、飛行機会社のFFPメンバー番号のように、フライトデータと紐付けしてトラッキングできる様な仕組みがないので、その部分をどうするか大変そう。
こういうのは、言ってみれば一種の「例外処理」をどの程度どの様に組み込むかという話だと思うんですが、その「例外」をどの様に予想するのか難しいですよね。今回のような事故出なくても、天候理由で移動が遅れるなんて言うこともあるだろうし、途中で天候回復待ちしている間に「ご旅行はいかがでしたか」なんていうメールを受け取れば腹が立つだろうしね。
自動化だから発生する問題と言うよりも、これは人での作業であっても同じような事は担当者の不注意で起こりうる話だと思います。ただ、チェック機能が簡素化されてしまった自動化システムであるために、起こる確率は高くなり、また(文字通り)無神経な度合いも高くなってしまうところに問題があるんでしょうね。キーワード検索等で、関係しそうな事象が発生したら、自動的にワーニングが上がるようなシステム構築が出来ればベスト何でしょうけどね。
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