朝、何やら騒々しいなと思って外を見ると、自宅庭の奥にある「モチノキ(黐の木)」の剪定作業が始まっていました。高さは10m以上あるのかな、それに古い木で枝も細いので、こんな高所作業車を使っての作業のようです。何せ、自分の父親が子供の頃に、既にこれくらい大きかったという位なので、多分樹齢で言うと100年は勿論、150年とかくらいは十分あるかも。
そういゃ、このモチノキの樹皮から「鳥黐(とりもち)」を作って、鳥とか捕獲するわけだけど、今の人は知らないだろうなぁ... (と、遠くを見る)
木の回りも少しはスペースがあるので、そのまま枝を切って下に落としても良いと思うんだけど、こんな感じで切り取った枝をある程度貯めては、別のトラックの荷台に落として、再びクレーンで木の場所に戻っていきます。何度も往復しているので、目が回るんじゃないだろうか。
二時間ほどして剪定が完了した状態。だいぶというか、かなりスッキリしてしまいました。この後、枝の切り口に腐敗防止用の薬品を塗布して作業は終了しました。
子供の頃は、よくこの木に登って、当時は周りに二階建ての建物なんて殆ど無く田圃ばかりだったから、かなり遠くまで見通せたけれど、今では木に登るのは無理な体型になってしまったし、周りを見ても住宅ばかりで、ちょっと寂しい気もします。
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