2012年4月7日

シズル感

この週末、とあるサイトページの更新作業で、先方の担当者とのメールのやり取りをしていたとき。「トップページをxxx風にして、シズル感のある写真を繋いで...」という言葉が出てきました。この方、広告関係の仕事をしている人なので、そう言う言い方をするんだろうけど、自分はちょっと違う印象を最初に思い出してしまうので、少し違和感も。

一般的に「シズル感」と言うと、みずみずしい果物とか新鮮な野菜のような、生き生きとした生命観とか魅力的な要素を言うようですが、「シズル」は"sizzle"から来ているので、これってステーキを焼くとの音の意味。そう、ステーキの「シズラー(Sizzler)」の"Sizzle"なので、どうしても自分的には「シズル感」と聞くとみずみずしさの前に「鉄板で焼かれている肉汁たっぷり、油たっぷりな肉の塊」を連想してしまい、かなりベクトルがずれてしまう。さらに、その次くらいには、お笑いコンビの「しずる」が頭に浮かぶので、ますます最初の意図とは異なるイメージが脳内をぐるぐる回ることになります。

実は、最初に「シズル感」という言葉を聞いたときに、たまたまだったと思うけれど、半分に切ったオレンジからジュースの水滴が一滴二滴垂れようとしている写真も一緒に見たので、暫くは「しずく感」だと思っていたことは内緒です。さて、若い人の感性を裏切らないように、シズル感溢れる画面構成を考えねば...

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