2012年2月13日

Whitney Houston passed away...

この週末の大きなニュース、アメリカのグラミー賞歌手、Whitney Houstonがホテルの部屋で無くなっていたというニュース。48歳で、ほぼ自分と同時代のR&B歌手で、私もデビューアルバムの"Whitney Houston"は、CDも買ったしLDも買ったし、当時「こんなに声量があって歌唱力のある歌手がいるのか」とビックリしたものです。特に、1991年のSuper Bowlでの国歌斉唱は、アメリカがイラクへの空爆を開始し、湾岸戦争が始まった直後の開催だっただけに、彼女の歌声に国民全員の「愛国心(Patriotism)」も加わって、最高のシーンでした。この前後が、彼女の絶頂期だったと、今にすれば感じます。

その後も成功を収めつつ、やっぱりアメリカの芸能人の常と言っては怒られるかもしれないけれど、薬物中毒になって低迷。その後離婚なども歴て、復帰しつつある時期の突然の他界で、正直残念だし惜しいと思います。久しぶりに、昔の映像とか見てみようかと思ったけれど、当時の文字通り輝いていた表情に比べて、最近のあまりに老成してしまった様子にちょっとショックを受けて、暫くは昔の映像も見ることが出来ない気がします。

とは言っても、これからも彼女の歌声や映像は残っていくわけで、エンタテイナーとしてそういう記録が残り愛される事が羨ましいと思いつつ、でも不本意な部分も同様に残っていき比較され続けることは、誰にとっても辛いことだよな、とも感じます。

合掌。

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