2012年2月9日

国内PCマーケット

国内のPC出荷台数が2年振りに減少して、2011年は約1480万台だったという記事。不況に加えて、東日本大震災やタイの洪水によるHDDの供給不足などが響いた結果とのことですが、逆に言うとそういう要因さえなければ年間1500万台位の市場規模は、まだ国内にもあると言うことですよね。で、そんな中でもパナソニックが好調で、国内74万台という過去最大の販売実績をだし、今年は80万台も狙うという強気の記事も。

最初の記事と比較すると、年間74万台というと市場の5%位の規模。ただ、この中にはアジアへの輸出分なんかも入ってるんでしょうね、こちらの出荷台数のパイチャートを見ると、「その他」の中に埋もれてしまう見たい。上位のメーカーは、どこも国内よりは海外でのビジネスを中心に展開しているところばかりだから、そうなるとそれ程多くない規模でしかも国内マーケット中心にビジネスしていても、ちゃんと成立しているパナソニックというのは、製品名通り「タフ」なんだろうか。

パイチャートを見て思うのは、富士通が凹んだ分、東芝が盛り返し、出るが凹んだ分はアップルが取り返したように見えること。1%と言うと、15万台位に相当しますから、結構厳しいビジネスを感じさせますね。自社HDDを使っているだろう、東芝以外は、やっぱりタイの洪水でのHDD供給不足が響いているんだろううなぁ。今年後半には、Windows8が予想されるし、HDDも春頃には以前くらいに復活するだろうし(一説には夏までかかるという話も)、今年はまた厳しいビジネスになりそう。

0 件のコメント:

コメントを投稿