2012年2月23日

イオン×NTT西×シャープ

主婦目線でのタブレット活用と言う事で、流通大手のイオンがNTT西日本とシャープと組んで「A touch Ru*Run」という暮らしサポートサービスを始めるという記事。タブレットは、シャープのGALAPAGOSベースのものを使うみたいですね。視点は面白いと思うけれど、わざわざ3万円から4万円のタブレットを購入してまで利用するかは、正直微妙。イオンのクレジットWAONの上級会員向けサービスとか、オプションの一つとして提供するならちょっと利用度もアップしそうだけど。例えば、このタブレットを持参してイオンモールに買い物に来ると、さらに割引されるとかポイントがアップするとか、そういう使い方は出来ないんだろうか。

個人的に記事を読んでいてどうかなと感じるのが、家庭での情報端末の使い方と、タブレットの利便性が混乱しているような気がすること。例えばタブレットに何か商品情報を表示させるとすると、庫の小さな画面に対して家族が正対して見なきゃ行けない。これってとっでも不便だと思うんですよね。それなら、大画面のインターネット接続したテレビに表示させた方が、まだ見やすいし分かりやすい。また、10インチクラスのタブレットはどうかと思うけれど、8インチとか7インチ位までなら携帯してもそれ程苦にならないわけで、そういう携帯端末である程度規模の大きなイオンモール見たいな施設をいろいろと探検するというのは、面白いんじゃないだろうか。携帯性を生かすことなく、単なる表示装置として家庭に持ち込んでも、それはあまり人気は出ない気がしますね。アイデアとしては、結構昔から言われていることなので、ここからどう言う付加価値を付けていくのか、あるいは訴求していくのか、その当たりがちょっと不透明な気がします。

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