2012年2月10日

政治塾に「試験」はあるのか

橋本大阪市長人気もあって、「維新政治塾」には入塾希望者殺到という記事。いゃ、いろいろな塾や勉強会があってもいいけれど、事「政治・経済塾」というと、どうしても「松下政経塾」が思い浮かんで、そこの卒業生達のその後を考えると、「本当に政治について勉強してきたのか? 実務、駄目じゃん。机上の空論しか勉強してないんじゃない?」などと思ってしまう。

ここ最近の大量の新人議員乱造状態を見ていると、議員になるのには「資格試験」が必要じゃないのか、と思ってしまう。あるいは、県会議員を5年以上、市会議員なら8年以上経験しないと被選挙権を得られない、とか。あるいは、国会議員の政策秘書を10年以上経験する、とか。

そうか、「塾」だから「試験」はあるけれど、それで落ちる事は無いんですよね、塾だから。でも、「全国政策塾統一試験」みたいなことをやって、上位100位に入らないと選挙に立候補できない、みたいな制度作らないと、やる気はあるかもしれないけれど、政治的素質が足りない人とか、単に有名だけで当選してしまう人とか、そういう無駄も省けると思うんですよね。

「いゃ、それが『選挙』だろ」と言われるかもしれないけれど、でも子供の頃に学級委員とか生徒会長の選挙で選ばれるやつって、必ずしも能力だけじゃなくて、スポーツが出来るとか、何故か人気があるからとか、そういう理由で結構選ばれたものですよね。学校なら、そういう連中は駄目でも、それを支える副委員長とか副会長がしっかりしていると何とか救われる訳だけど、一匹狼の議員はそういうわけにいかないし。議員数削減も必要だけど、議員としての能力検定・認定制度なんていうのも必要かも。

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