パナソニックの2012年3月期決算で、7800億円の最終赤字になるというニュースは、同様に厳しい状況にある日本の家電企業の中でも、その金額の大きさに驚く内容。円高、タイの洪水、景気減退等いろいろ理由はあると思うけれど、その一つがプラズマディスプレイへの投資もあるのは確か。液晶に投資していたシャープですら赤字なわけですからね。
ただ、いつも思うのは、後から見てあれが駄目これが悪かったと言うのは簡単なんだけど、それを先に判断してビジネスは進めなきゃいけないわけだから、正直そういう立場の人は大変だろうなと思います。それよりも驚いたのが、パナソニックの売上高は8兆円あるんですね。それでも、その一割近い金額の赤字はやはり巨額であることに変わりありませんが。まぁ、トヨタにしても、同様の巨額赤字から復活しつつあるわけなんで、是非日本のリーディングカンパニーの一つとして、今年は頑張って欲しいなぁ。
是非はあるだろうけど、やはりこういう中心的な企業が元気になってくれないと、日本の経済自体がなかなか復活しませんからね。
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