三菱化成と言えば、昔から仕事でも使っていたCD/DVD/BDメディアの主要メーカーですが、その三菱化成がDVD/BDの自社生産から撤退するという記事。仕事で使っている国内メーカーとしては、太陽誘電と三菱化成。後は以前はマクセルとかTDKなんかも使っていましたが、結局使用しているライターの相性等もあって、最近では太陽誘電をもっぱら使っていますが、三菱化成も結構使っていたので、これから太陽誘電で何か(相性問題)あった時に困るかなぁ...
DVDに関しては、50枚セットのバルクケースで購入すると、もう1枚数十円程度まで値段が下がってきていて、BDにしても単層の25GB版だと数百円程度かな。でも、二層や三層製品なら、まだ価格もそんなに下がっていないので、利益も出そうな気がするけれど、直ぐに新興国メーカーにキャッチアップされると予想しているんだろうか。ただ、記事のグラフを見ると、それ程BDの生産量は立ち上がっていないんですよね。現象したとはいえ、DVDの真数と比べると、まだまだ10倍近い開きがあるように見えますが、これも直ぐに接近してきてしまうでしょうね。
メディア生産は、殆ど機械化されているだろうし、必要な材料とクリーンルームがあれば、場所的にどこにあっても問題ないから、新興国でどんどん製造が増えているんだろうけど、それって人件費の高い日本では機械化して人件費を削減しても、今後競争力が生まれないと言うことにも繋がりますよね。日本の機械メーカーが作った機械が、海外のライバルメーカーには有効で、国内のメーカーにはそれ程でもないというのは複雑な心境。結局は、法人税とか電気代とかのインフラ代で、新興国と差が出来るんでしょうけど、そうなると国内メーカー流出を止めるためにも、そういう部分で経済刺激をしないといけないんですよね。まぁ、今の政治ではそこまで望めないのが残念なところです。
0 件のコメント:
コメントを投稿