「奥山半僧坊」と言えば、小学生の頃に夏休みの時だったかな、泊まり込みの行事があり、当時は自分の食べる分のお米を持っていって食事を作ってもらった記憶があります。大きなお寺の宿坊だったかな、だだっ広い畳敷きの間に布団を引いてみんなで泊まり込んだ記憶があります。
その半僧坊で、昔の火事を生き残り今に残る杉の大木の中から、昔の火事の時に出来たと思われる「炭」が木の内部から見つかったという記事。以前何かで読んだ記事で、昔からある神社やお寺の周りにあるうっそうとした木々「鎮守の森」は、文字通り神社仏閣を火事などの被害から守るために回りに厚く木々を配置しているのだとか。勿論、神社仏閣だけでなく、その背後にある住宅なども保護されることになるので、結果的に地域を災害から守る防壁の役割にもなっているわけですよね。自宅の近くにも、昔からある神社が有り回りにも大きな木々が植えられていましたが、子供の頃と比べると回りが宅地に変わっていたり、中に子供用の遊園地を作ったりして木々が伐採されたりして、かなりスッキリしてしまいました。後、回りに住宅が出来たりすると、木の葉が落ちてくるとか、風が強いときには木々の音がうるさいとか、苦情の種になったりもするので、最近は整理しちゃうんでしょうね。
半僧坊は、この炭の木をパワースポットとして利用するみたいですけど、結局そういう俗世的なものになってしまうんですね。神社とかお寺とかは、静けさこそが一番の財産だと思うのだけれど。
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