2012年1月22日

ダルビッシュ投手の会見

レンジャーズ入団が決まって、入団会見に臨んだダルビッシュ投手。放送された会見の様子を見ていて感じたのが、これまでの日本人選手の入団会見とはかなり雰囲気が違うなと言うこと。ハーフと言うことで、典型的な日本人顔とは異なる風貌もあるけれど、これまでの日本人選手の会見と比べて、かなり「馴染んでいる」「浮いた感じがしない」印象を受けました。それに、ちょっと言葉は悪いかもしれないけれど、これまでだと憧れのMLBの選手なったと言ううれしさもあってか、何となく気負いというか少し卑屈感というか浮いた感じがあったように思うんですが、彼の会見は生来のふてぶてしさというか、良くも悪くも自分の世界を貫いている感じがして、それがUSのメディアにも好印象を与えたように思います。それに、改めて実感しましたが、ダルビッシュ投手、やっぱり大きいですよね。並んで記念写真を撮影しているときに、日本人選手が他のスタッフや監督・コーチよりも頭一つ大きい光景なんて始めてみました。彼、身長は2m近く、196cm位あるんですよね。それに、これもびっくりしたけれど、体重も100kg近くあるのに、凄くスリムな体型に見えるのは、鍛えていることもあるんだろうけど、身体のバランスが良いんだろうなあ。1月に現地入りしたときに、球団関係者との夕食会で、前菜のオニオンリング、500gのロブスター、700gの骨付きステーキを平らげたという放送があったけれど、この身長体重をみれば納得出来る気がします。

国内では屈指の好投手と言うことは誰も疑わないけれど、WBCでは実はそれ程の成績を残していないことはメディアでも指摘されています。内弁慶と言うことではないと思うけれど、それだけが唯一不安が残るところではないでしょうか。野球なので、キャッチャーとの意思疎通が上手くできれば、その辺りの不安も払拭できるんでしょうけどね。

ところで、報道ではドルベースでは松坂選手を超える金額なのに、最近の円高でその当時と比較して三割以上も為替レートが下がってしまったために、円換算ではかなり目減りしていることを指摘していますが、少なくとも今回の契約金・年俸をそのまま円で貰うことは無いですよね。ドルはドルとして受取US国内で使えば良いだけだし、日本国内で必要な分は、多分これから争奪戦が始まるだろう、CM出演料で十分賄えるだろうし。まぁ、人の財布の中身をあれこれ言う権利はないけれど。イチローを超えるCM出演も言われているみたいだけど、それはどうだろう。既に実績も残し人気もあるイチローに対して、過去いろいろ品行方正とは言えなかったダルビッシュとでは、企業も暫くは様子見をするような気がする。いずれにしても、まずは今シーズン誰もが納得出来る成績を残せば、自然とCMも増えるから、まずは自分で結果を残すだけですよね。

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