オウム真理教の平田容疑者逮捕の事件で、どうも関西方面に潜伏していて新大阪から新幹線で品川に来たらしいと言う記事。事件の背景や詳細はこれから明らかにされるんでしょうけど、その記事で一番驚いたのが新大阪駅で撮影された防犯カメラの映像が凄く鮮明なこと。これまでこの手の事件で公開される防犯カメラの写真では、解像度も低くかつピントも甘いものが殆どで、正直背格好とか服の色くらいが認識できるのが関の山で、とても人相等を判別できるものではありませんでした。防犯上、わざとそのように加工したものを公開していたのかもしれないけれど、それに比べて今回公開された写真の鮮明なこと。まるでその場で狙って撮影したような精細さです。新大阪駅の新幹線コンコースは、最近改修工事をしていてキレになったところだから、最新のシステムが入っているのかもしれないけれど、それにしてもこのクオリティで毎日何万枚という写真を撮影して保存して解析しているなんて、ちょっとストレージ部分はどうしているのかとか、そっちの方が気になったりして(笑)。
トラブルに悩むイギリスでも、監視カメラを市中のあちこちに導入することで犯罪率が現象したという話もありますが、今回のように有力な防犯ツールであることは確かですね。勿論、プライバシーの問題はあるだろうし、監視社会と言う批判もあるだろうけど、結局はリスクとメリットを秤に掛けて判断すると、抑止力や事件があったときのことを考えると、今の時代で必要なインフラの一つなのかなという気がします。
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