土曜日は久しぶりに秋葉原へ行ってきました。いつもはヨドバシアキバに真っ直ぐ向かい、買い物を済ませるとそのまま駅に戻って帰宅するというパターンなんですが、この日は天気も良くて外歩きするのに丁度良い季候だったので、久しぶりに電気街の方に出てみました。先ず最初に驚いたのが、駅ビルがatreになっていること。そう言えば秋葉原デパートが閉店したのは随分前のことでしたねぇ。駅前の様子も随分様変わりして、改札を出て右側には秋葉原UDXが。前回来た時には、ここはまだ駐車場だったんだよねぇと遠くを見つめて... その反対側も、昔のビルは残っているけれど入っているテナントは変わりましたね。ラジオ会館のビルは何やら工事中だし。唯一昔と変わらないのが、ガード下のパーツ屋さん。ただ、天井から「ガイガーカウンター入荷しました」というビラが幾つもぶら下がっているのが、いつもと違う光景でしょうか。
中央通りに出てみると、結構な人出で歩道は歩くのも少し大変なくらい。以前来たときには、もっとがらがらの雰囲気で秋葉原の凋落見たいなものを感じたんですが、随分賑やかさが戻ってきたなと感じます。ただ、通りの左右の様子はかなり変わりましたね。新しいビルも多く出来て、昔からあるビルでも入っているお店が全然違う。昔は秋葉原の駅から、地下鉄の末広町まで、通りの左右にはパーツ屋さんとかパソコンショップが並んでいましたが、今は秋葉原駅周辺だけかろうじて昔の雰囲気を感じられる程度。今回は行かなかったけれど、中央通りの西側の通りに行けば、まだ昔のようなお店が残っているんだろうか。
そんなことを感じながら、久しぶりにゆっくりと秋葉原の街を歩いて、例によってヨドバシで少し買い物をして、秋葉原駅に戻ってきたら凄い光景に遭遇しました。改札を通り、広いコンコースを東京方面行きの山手線ホームに向かう途中、目の前を若い駅員さんが、やはり若い男性の首根っこを捕まえて引きずりながら歩いているんですよね。若い男性は、「何してんだよ」「違うよ」みたいなことを良いながらじたばたしつつ、でも何故か顔は笑っているような感じ。そんな男性を、駅員さんは両手で引きずって駅の事務所に引っ張り込もうとしています。キセルでも見つかったのか、あるいは何があったか分からないけれど、普通なら、何人かで確保して歩いて連れてくると思うんだけど、ズルズル床の上を引きずってくる様子はまるでテレビのコントでも見ているような光景でした。しかし、あの駅員さん、見た目は細身ですらっとした若い男性だったけれど、凄い力だなぁとそっちに感心してしまいました。バタバタしている人間を引きずって歩くなんて、なかなか出来ませんよ、力が無いと。これも、変わってしまった秋葉原の光景なんでしょうかねぇ。少し寂しいですけど。
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