2011年10月16日

Occupy Tokyo

15日にN.Y.の"Occupy Wall Street"に呼応して、日本でも"Occupy Tokyo"のデモが行われました。NHKのニュース等でも発起人の1人にインタビューとかしていたけれど、"Occupy Tokyo"じゃなくて"Occupy Marunouchi"とか"Occupy Kabuto-cho"じゃないんだろうか。まぁ、冗談はさておき、色々理由・原因はあるものの、その様子をTVで見ていると「資本主義反対」みたいなシュプレヒコールを発していたけれど、じゃぁどうしたいんだろうか。社会主義や共産主義が、結局は歌っているような平等な社会ではなく逆にもっと大きな貧富の差を生むことは、ロシアとか中国を観れば明らかだし。

結局のところ、あのデモに参加するような人達にもお金が回る、経済的に潤うためには、まず経済活動がもっと活発にならないといけないわけで、その為にも円高で海外に出ざるを得ない国内企業が国内でもビジネスを出来る仕組みを作ったり、海外からの投資やビジネスを呼び込む施策が必要だけど、そういうことには全く興味のない今の政治ですしね。

個人的にはTPPよりは個別にFTAを結んで、いろいろな業種の製品が海外にも出られるようになった方が日本のためになると思っているけれど、その場合でも今の状態に単にプラスになるのではなく、色々な部分でマイナス部分も生まれるけれど、それ以上にプラスの部分が生まれるから全体としてプラスになる、という事ですよね。詰まり、良くなるにしてもそれと同等の苦しみも伴うことが要求されるということ。そういうことも含めて、あのデモに参加していた人達は考えていたんだろうか。

それと、この時期だから仕方ないとは思うけれど、格差是正を求めているのに、脱原発とか関係ないような話迄ごちゃ混ぜにするのはどうなんだろうか。もっと専門家が組織するような街頭デモでは、見事に色々な話題が関係事まで含めて要求されているけれど、焦点がぶれるだけで訴求力がそがれると思うんですけどね。結局、一人一人が言いたいことだけ言ってストレス発散するみたいな。それで良いのなら良いけれど。

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