2011年10月28日

多機能自動販売機

多機能自動販売機って、日本独特の物だと思うんですが、最近の機能アップはちょっとびっくりする物がありますよね。電子広告(デジタルサイネージ)も最近では結構あちこちに見かけますが、どうしても通り過ぎてしまうのでアイキャッチ率はそれほど高いとは思わないけれど、自販機に着いていればどうしたって品定めしている間、物が出てくる間、さらには場合によってはそこで勝ったものを飲みながら広告を眺めるなんて言うこともあるだろうし。

震災直後に石原都知事が、自動販売機なんて贅沢浪費だ止めちまえ、みたいな事を言ったけれど、ほとんど日本の居たる場所に、自動販売機が設置されていると言うことは、それだけのインフラ(電気)があり、商品を補充するシステム(物流)があり、そこで商品を購入するニーズがあり(消費者)、かつそう言うシステムがトラブル無く維持されている(治安)という、多分日本以外の国から見たら嘘みたいな現実が普通のこととして存在している事の価値を評価しても良いと思うんですよね。それに、今の自動販売機は省エネも徹底しているし、災害時には無料で飲み物を提供するようになもなるし、今回のように情報端末としての機能も期待できるし。

最近では、日本でも監視カメラの設置をして治安維持をするような時代になったけれど、隠してあるとは言えカメラの存在はあまり気持ちの良い物ではないのも事実。それなら、自動販売機にそう言う監視機能も入れてしまい、もしトラブルになりそうなら、電子パネルに警告画面が表示されるとか。で、さらに大騒動になりそうになったら、自動販売機が治安ロボットに変形して...(マテ)。街角は勿論、どんな山奥とか否かに行っても、必ずと言って良いくらい自動販売機が設置されていて、いつでも飲み物を買うことが出来る事の幸せって、もっと評価されて良いと思う。

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