2011年10月10日

十字綱引き

皇室・愛子様の運動会報道で「十字綱引き」という自分には聞き慣れない言葉が。運動会の定番協議には、玉入れとか、騎馬戦とか、いくつかあって、綱引きもその代表的な競技の一つだと思いますが、「十字」とは? ちょっと調べてみると、多分この事なんでしょうね。2-2ならこれまでの綱引きと同じような感じだけど、例えば1チーム気にくわないグループがいて、残り3チームが1-3でやり込めるなんていうことも出来るわけで、それは教育的に良いのか(笑)。

スポーツの面白さを考えてみると、多分ぱっと見て勝敗がすぐに分かる(ボールがゴールに入る、相手を倒す、記録で数値化される)ことがまず重要だと思うんですよね。その為には、対戦するチーム・人が単純な組み合わせであることも大切だと思います。だから、多くの場合は1-1での対戦になるんだろうと。記録競技(陸上競技)の場合は、記録という数値で表せるから、複数の競技者が一斉に競技をする場合もありますが、対戦式スポーツの場合には1-1が、まあ普通の組み合わせ。それを4カ所というのはどうだろう。それなら、6とか8とか、放射状にいくらでも増やせるし、場合によっては、奇数の組み合わせ(三角綱引きとかペンタゴン綱引きとか-まて)の方が、スポーツとしては面白いかも。ただ、やっぱり単純なシステムの中で生まれるドラマの方が、意外性があって面白いと思うんですけどね。

この十字綱引きの説明を見てみても、複雑化しているけれど、面白さは減っている気がするけどどうだろう。単純に1-1で引き合う方が、明確だし面白い気がするんだけどなぁ。4チームが一度に競技できるという効率性はあるかもしれないけれど、逆に勝ち負けが出にくく引き分けが多く発生するような気もするのは、今の時代を反映しているのだろうか。それだとすると、ちょっとスポーツとは違う気がする。

0 件のコメント:

コメントを投稿