2011年9月25日

iPad用キーボード

最近では街でiPadを使っている人も多く見るんですが、ざっくりとした感じでは半分くらいの人がブラウザーとして使っている感じで、残り半分くらいの人がメールとかを中心に軽量版PCみたいな使い方をしている感じを受けます。この記事では、そんな後者のユーザー用のハードカバー兼外付けキーボードの商品紹介をしています。

キーボードを使う人は、1)内蔵のソフトウェアキーボード、2) iPad本体と一体化して使うキーボード、3)外付けワイヤレス(Bluetooh含む)キーボード、の3パターンがあります。1) の場合画面の表示領域がキーボードで半減するのと、キーボードの位置と画面の一が同じ場所にあるので表示が見にくいという欠点があります。2) は今のモバイルPCに近い形になるんだけど、iPadの画面に合わせたキーボードサイズになるので、やや小さいものになってしまい、打ちづらい印象があります。可搬性は良いんですけどね。で、3) の場合は一番生産効率が良さそうだけど、やはりiPadの画面が小さいので見ながら入力となるとちょっと不便。結局、2) とか3) の方法を使うならは、MacユーザーならMacBook Airとか使った方が遙かに便利だろうし、自分にしても今メインで使っているモバイルPC ThinkPad X201sは1.2kgなので、わざわざiPadに切り替える理由も見つからないし。

ただ、今はiPad意外にも色々なメーカーから色々な種類のタブレットが登場していますから、必ず外付けキーボードはこれから注目されると思うんですよね。その時個人的に思うのは「シートキーボーどゃだめなのか?」と言うこと。タブレットを使う場合、まずは軽量化が一番だと思うんですよね。それと、確かに色々なことが出来ることに越したことはないけれど、「必要十分」な程度の能力・機能という落としどころも重要だと思います。たとえば、モバイルでもデスクトップでもPCでする作業量を100と仮定すると、今のiPadやタブレットの場合、個人的に思うのは10位かなということ。これを、半分は無理とても30~40位の度合いまでアップ出来れば、結構魅力的だと思うんですよね。その中で、それなりの分量の入力作業が必要になる仕事の割合って、多分2~3割程度じゃないでしょうか。そういう条件なら、今のストロークタイプのキーボードで無くても、とにかく可搬性を追求したシートキーボードでも十分だと思うんですよね。そうすれば、電源はタブレットから供給させて、キーボード部分は画面保護も兼ねたものにする。

タブレットというのは、新しいセグメントの商品何だから、今のモバイルPCの延長で考えるのではなく、もっと最初にタブレットありき、可搬性優先、トレードオフ要検討、みたいな考えからシステムデザインを考えても良いんじゃないかと思うんですよね。iPadが最初に登場した時にヒットしたのは、MacOSの走る小型デバイスではなく、MacBookとか違う携帯デバイスとして最初から割り切ったところが、結果的に携帯デバイスとしての魅力を盛り込むことが出来る理由になったからだと思います。勿論、iPadを使うには外付けのPCが必要という中途半端な設定もあるけれど、でもパソコンではなく「iPadなんだ」という割り切り具合はAppleなんだなという意識を強く感じます。それなのに、再びモバイルPCに回帰しようとするのは、それってちょっと変ではないだろうかと、 こういうオプション類を見る旅に感じるんですけどね。

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