2011年8月17日

炎上マーケティング

北海道長万部町のゆるキャラ「まんべくん」のTwitterに非難が集中し、中止となったという記事。これまでも毒舌で人気を博して、フォロワーも9万人集めていたとのことで、ボランティア(?)でTwitterを運用していた男性役員氏も、それなりの非難批判は予想して続けていたようですね。辛口意見には、どちらかというと賛成・反対両極端の意見が集中しやすく、そこからどんどんエスカレートしていく傾向が高いと思うんですけど、そういうことを考えていたんだろうか。いわゆる「炎上マーケティング」の一つだと思うけれど、どうも好きになれないんですよね、この手法。

いゃ、何かのテーマについて賛成・反対、意見交換とか討論することは良いことだと思いますよ。いわゆる「ディベート(Debate)」は、アメリカ人にとっては必須の能力の一つでもありますから。どちらかというと、あうんの呼吸で波風立てないことをよしとする日本人気質には合わないと思うけれど、そういう意見交換・ディスカッション能力は日本人にも必要。ただ、ディベートの手法の一つだとは思うけれど、論理的な論法ではなく相手の感情を攻めるようにして相手の失言を誘うようなこともあるんですよね。それにより、相手よりも得点を得て勝つのではなく、相手に失点させて勝つような感じになります。炎上マーケティングって、結局その「負の担保、負の魅力」みたいなもので人を集めて注目を集めるわけだから、結局はどれだけ多くの人(賛否問わず)を集めるかが重要で、その話題に興味のある人かどうかと言うことは余り気にしない。不謹慎な例えだけれど、街角でイベントを催して人を集めるよりは、そこで事件や事故をわざと発生させて野次馬を集めるような感じに、自分中は感じるんですよね、「炎上マーケティング」。

良いことばかり、プラスの事ばかり集めれば良いと言う事もなく、多少は否定的なこと、マイナスなことも含まれないと、本当にバランスの良いものは生まれないもの。その為には、自分の意見を言うこと以上に相手の意見を理解しよう解釈しようとする努力をしなくちゃいけないわけだけど、どうしてもリアルタイムでしかも短い文章をやり取りする今のTwitterとかFacebookのWallのようなシステムだと、その肝心の部分が端折られてしまいがち。だから、上手く仕掛ければ、一気に話題が広がって(良い意味でも、悪い意味でも)爆発的に話題になるスキームが生まれてしまいます。それって、別の言い方をすると人間の生の感情部分を直接刺激するようなものかな、と。だからこそ、何となく引き寄せられてしまうのかもしれないし、そこから「理性」みたいなものが「いゃ違うだろう」という気持ちを生まれさせるのかもしれない。

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