2011年7月28日

三洋ハイアール

パナソニックが、元の三洋電機白物家電部門を、中国家電最大手のハイアール(Haier)に売却するというニュース。以前から、確か合弁の会社とか作っていたから、それなりに必然性はあったかもしれませんが、世の中的には「中国企業が日本の有名企業を買収」という事になるのかな。PCの世界でも、中国系メーカーLenovoがNECと日本で合併したけれど、暫くは中国企業脅威論みたいものがマスコミなんかで出てきたりして。

先日、自宅のテレビやBSアンテナを買いに近くの量販店に行ったときに、冷蔵庫も買い換えたんですが、パナソニック、シャープ、東芝、三菱と言った国内メーカーに混じって、中国メーカーの製品もあったけれど、どうしても「安い製品」みたいな位置づけでしたね。ハイアールは、暫くは「三洋」ブランドを使うことが出来ると言うことなので、それで国内市場への浸透を目指すんだろうけど、もともとのシェアがそれ程あるわけではないからどうでしょうね。日本国内よりも、日本ブランドがまだまだ強い東南アジアのマーケットを獲得したいという記事もありましたが、そっちの方がメインだったりして。

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