スポーツ用品メーカーのアディダスが、クールビズの一環としてスポーツウェアでの出勤を提案したという記事。私もずっとスポーツをやっていたから、スポーツウェア、いわゆるジャージは皮膚みたいなものですが(笑)、でも「涼しい」という印象は無くて、どうしても本番前に身体を冷やさないように温めるもの、という意識が強いですよね。
最近のクールビズ関係衣料品を見ていると、涼しさをうたうものが多くあります。素人考えでは、裸でいるのが一番涼しいだろうと思ってしまうんですが、涼しくなるためには噴き出した汗を以下に素早く気化させて、気化熱で身体を冷やすか。そうすると、細かなメッシュ構造のような布で汗を吸い込んでさらに気化させる時間も短縮できれば、サラサラ感と涼しさが得られるんだろうけど、となるとそのメッシュ構造の衣類が外気に触れていないと気化する効率も悪そう。下着のように、その上にさらに何かを着込むよりは、下着そのものが外着としても問題無いようなデザインならいいわけですけど、なかなかそういうものって無いですよね。最近、襟付きのTシャツなんてあるみたいだけど、それならポロシャツにそういう素材を上手く利用したものなら、会社にも着ていけそうですね。
ただ、先日もちょっとスーツで出かけないといけない場面があったんですが、スーツ・ネクタイ着用という事をどうしても要求する・される場面ってありますよね。例えばお客様の所に出かける場合、偉い人に合う場合、とか。今のようになる以前でも、そういう会社を訪問したことがありますが、先方が皆さんポロシャツとかラフな格好で、こっちはみんなスーツというのは、こちらの方がばつが悪いですね。こういう時だから、あえて「スーツ、ネクタイ着用での来社禁止」なんていうことを言ってくれる会社がもしあれば、ちょっと感謝するかも。
そう言えば、「空冷ファン内蔵シャツ"空調服"」はITエンジニアの必需品ですが(嘘)、先日会社で初めてこの服を着ている人を見ました! 涼しいのかどうかはご本人以外は分からないけれど、風圧で膨らんだシャツは、ちょっと見には中に着込んで着ぶくれしている様にも見えて、ふんいき的には少し暑苦しいという印象も。元々は、工場などで仕事をされる方用に開発したとの事ですけど、ちょっと外で出歩くのには不向きなという雰囲気もありましたね。もう少し改良して、網目模様に細いパイプをシャツの裏側に這わせて、そこから僅かずつだけで沢山の場所から空気を噴出させて汗を乾燥させるようにしたら、それ程外見上の変化が無く涼しさも得られるような気がするんですが。太陽電池パネルと組み合わせて、暑い外を歩けば歩くほど、涼しい風が中を吹き抜けるようなエコシャツをどこかが開発しないだろうか。ユニクロとか、ユニクロとか、ユニクロとか(笑)。
0 件のコメント:
コメントを投稿