2011年6月3日

亀山ブランド

シャープが、これまでのテレビ用大型液晶パネル製造主力工場の亀山工場を、スマートフォンやタブレット等の中小型液晶パネル製造へシフトするという記事。「AQUOS亀山モデル」というブランドで一世を風靡した「液晶のシャープ」が、高々数年前の話だったことを考えると、ちょっと時代の流れに戸惑いを感じます。まぁ、すでに第一工場の施設は中国のメーカーに売却していて、大型パネル製造は堺工場にシフトしているので、残りの施設を生かすためには仕方ないんでしょうけど、亀山モデルのAQUOSを持っている一人としてはちょっと複雑(笑)。

テレビ用液晶パネルは、確かに価格の下落が激しくて、一昔前のDRAMを想像させる位ですが、となると生き残りを賭けて日本のメーカーが出来るのは、さらに高付加価値製品にシフトするしかないわけで、高解像度の中小型パネルというのは必然というか選択肢のない選択みたいなものですよね。

今回の製造シフトで、この亀山工場で製造されたパネルがiPadに使われるかもという話があるわけですが、となるとiPadにも「亀山モデル」なんていうのが将来登場するのだろうか(笑)。略して「Kame-Pad」とか(マテ)。

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