2011年4月16日

キー局もシエスタタイム

私も、丁度リアルタイムで番組を見ていて「おぉ、小倉さん、言っちゃったよ」と思ったんですが、出来る・出来ないは別にしてもテレビのブラックアウトを作るというのは一つのアイデアだと思いますよね。オイルショックの時は、深夜放送や夜の放送を自粛したけれど、今回は昼間のピーク時の消費電力削減が一番の課題だから、お昼のワイドショー的番組とか、再放送なんかはやめても良いんじゃないだろうか。ただし、東北地方の地方局が必要に応じて被災地のための情報提供番組を放送するのは例外ということで。現実問題として、節電が必要なのは東京電力・東北電力管内なので、この地域のキー局、地方ネット局が対象になるわけですが、まずは東京のキー局がどうするかですよね。

さらに言えば、BSチャンネルなんかは、昔の番組の再放送か、韓流ドラマか、テレビショッピング位しか流していないわけだから、そういうのだって「不用不急の放送」としてカットしても良いんじゃないだろうか。BSの場合は全国一律だから、関東・東北以外の視聴者からクレームがあるかもしれないけれど。でも、昼間の時間帯に放送が無くなっても、正直困る人は少ない気がする。小倉さんも言っていたけれど、全放送局一斉に放送中断しなくても、輪番制でも良いし、実行する時間帯にある程度時差がある程度あっても良いし。

以前、省電力のためには、単に時間帯がシフトする「サマータイム」じゃなくて、全体で電力使用をやめる「シエスタ」の方が効果的という話を書いたけれど、放送局、特にテレビ局もこの夏場は「シエスタタイム」を作ったらどうだろうか。そうそう、夏の電力アップの原因の一つである「甲子園」にしても、昼間の試合はやめて、早朝と午後からナイターの試合にしたらどうでしょうね。関西はとりあえずナイターにしても電力に心配はないし。あの過酷な条件での熱戦は、確かに観戦する側にすれば魅力の一つではあるけれど、高校生の体力や健康を考えれば、炎天下で試合をすること、さらに勝ち進めば進むほどそれが連続するということは、決してほめられたことではないと思うし。同じオーディオマニア(レベル的には雲の上の人だけど)として小倉さんにはちょっと親近感があるわけで、そんなこともあって今回の「ご意見」は是非応援したいですね。

真面目な話、今テレビ離れが言われているわけで、それは供給過剰(放送時間・チャンネルの過大)な事も理由の一つではと思っています。だから、供給を需要に合わせることで広告の効率もアップするだろうし、何だったら視聴率xx%以下の番組は、翌週は放送禁止、とかしてもいいかも(をぃ)。

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