2011年4月14日

A380がCRJを引っかける


JFKで発生した、AFのA380とComAirのCRJ-700の衝突事故。タキシングしているA380の主翼先端が、CRJ-700の尾翼に引っかかり、CRJ機がぐるりと回転してしまう映像は、見た目はコミカルだけどCRJの中の人は驚いたなんてもんじゃないでしょうね。丁度シートベルトはしていたんだろうか。ベルトが無いと放り出されそうな勢いで回転してるんだけど。

ニュースによると、CRJ機がタキシング中作業車の通過を待つために誘導路で止まっていたところに、やはり誘導路を進んできたA380が接触したらしい。写真で見ると、見事にA380の先端が破損していますね。

これ、修理するときにはどうするんだろうか。主翼全体取り替えるのか、先端部分だけ交換で間に合うんだろうか。AF機には510名の乗客が搭乗していたそうですけど、今後AFとしても代替機の準備で頭が痛くなりそう。

CRJの尾翼も、刃物でざっくり行ったみたいになっています。あと1mか2m、前に停車していたら、ぎりぎりのところでかすめて何とか事故を防げたかもしれませんが。

そう、滅多にあるような事故ではないけれど、A380の巨大さが災いしたことは間違いなさそうですね。

2 件のコメント:

  1. 悲しいことに、震災直後からAFはNRT便のA380をB777に切り替えたので、その機材がJFK便に回っているそうです。

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  2. コメントありがとうございます。

    幸か不幸か、機材繰りには困らない状態だった、ということですね。なるほど。

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