2011年3月25日

東京ドーム

プロ野球の開幕は、本来なら今日からだったんですが、震災の影響でパリーグは4月12日に早々に変更決定。セリーグは、当初3月29日にずらしたものの、結局パリーグと同じ4月12日開催に落ち着き、取りあえず一連の騒動は収束しつつあるんですが、ここで気になるのは電力が厳しい地域にある東京ドームでの試合。昼間で天気が良ければ、室内照明がそれ程でなくても結構明るいんですが、その分空調とかで結構電気を消費しますから、ここでの開催は厳しいでしょうね。福岡ドームのように、開閉式ならばまだしも、完全に閉鎖空間になっていますから、ナイターでもデイゲームでも、あまり電力消費に差はないでしょう。

で、今はプロ野球が話題になっているけれど、結構ここはイベントとかにも使われます。ドーム公演なんかでは、多分プロ野球と同じくらいの電力消費が発生するんじゃないだろうか。東京ドームも一私企業ですから、ビジネスをしないことには会社として成り立たない。しかし、電力消費に対しての批判もあるけれど現実問題として途中停電など無くイベントを完了できるかは今の自伝では不明。これほどの震災を想定していなかったこともあると思うけれど、何となく文明のしっぺ返しのようにも感じてしまいます。いずれにしても、5月から6月位に節電対策の実堰を積んで、これからに備えるんだろうけど、大変そうですね。

今は東京ドームが話題になっているけれど、例えば量販店等で全部のテレビを点けているけれど、あれなんかも半分とかもっと少なくした方が良いかもしれないし、最近やっと普及しだした電子広告なんかも節約されるかも。自動販売機なんかも、一日中省電力モードに入ったままだろうし。ただ、結構省電力対策している物も多いだろうから、底からどれだけ節電できるか、厳しいかもしれない。節電対策は進めなければ行けないけれど、経済活動は逆に今以上に盛り上げないと復興対策も出来ませんしね。その辺り、どちらを取るのかジレンマがあるけれど、結局電力供給の上限は決まっているわけだから、総量規制で全体で我慢するか、今のように個別に細かく調整していくか。個人的には、やはり総量規制をして多少産業が停滞下としても、出来るだけ今の生活リズムが変わらない方が良いように思うのですが...

一気に解決出来るウルトラQの方法が無い以上、全国(厳密には東日本地域)で強力しないといけないのは確かなわけで、その為にはこれから「節約」とか「節電」というテーマの話題が流行するかもしれませんね。特に夏場にかけては、ライフスタイルの変革みたいなものが生まれてくるかも。そうなると、「野球はやっぱり自然の空気の中で」という回帰が生まれて、結果的にドーム球場はアメリカのように減衰していくかも。それはそれで、一つの自然の要求なのかもしれませんね。

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