2011年2月7日

ThinkPad X201sの廃熱

仕事のメインマシンをThinkPad X201sに移行して暫く経ちます。外観的には、これまで3年近く使ってきた個人使用のThinkPad X200sと変わらないため、指紋認証でパワーオン出来るところを除けば、それ程大きな違いは無し。SSDはサイズは小さいものの、先日新幹線の中で使ったときには、走行中の結構激しい揺れの中でもATOKのかな漢変換が止まることなくスムースに入力作業が続くのは、これまでHDDでAPSを使っていた身からすると、ちょっと感動しますね。私が利用する新幹線の浜松-新横浜・品川の間でも、結構新幹線が高速走行している時に揺れるところがあって、その時には走行中の振動でかな漢変換が一時停止する時が結構あるんですよね。とは言っても、じゃぁSSDで無ければ文字入力出来ないほど酷いのかと言われると、それ程でもないわけで、となるとSSDよりは多少重くなるけれど大容量のHDDの魅力も捨てがたい。先日新幹線の中でUQ WiMaxを試したとき、実はもうちょっと接続性が良いかなと期待していたんですが、トンネルも結構あるし、校外地域を走行するときには接続出来ないしと、自分の今のモバイル環境での利用を考えると、やっぱりHDDに交換かなというのが今の感じです。

で、もう一つ気になったのが、このX201s、以前のX200sと比べると本体左側面からの廃熱が結構大きい(多い)ですねぇ。使い始めて直ぐの頃、ちょっと焦げ臭いような臭いがして、なんだろうと思ったらどうもシステム内部のバーツの臭いがはき出されてきたから見たいですけど、この時廃熱口にちょっと手を当てたら、特に重いアプリを動かしているわけでもないのにかなりの熱さにちょっとビックリしました。X200sでも、PhotoshopとかAdobe Flashとかを動かしているときに、ワイヤレスとかその他システムをフル回転させると結構廃熱があるんですが、それと比べても「熱い」という印象。使っているCPUやチップセットも違うから、それはそれで問題無いんだろうけど、ちょっと驚きました。ただ、ちょっと使う手を休めていてパワーセーブモードみたいな状態になると、途端に冷たくなるので、まぁ廃熱システムがちゃんと機能しているということなんでしょうけど。ただ、これまでX200sを使っていたときよりも、相当短い時間X201sを使っているだけで、これだけ廃熱の事が気になるというのは、その分システムのパワーアップになっているとは言え、個人的にちょっと気になるところでもありますね。

ところで、6セルのバッテリーと4セルのスリムバッテリーを交換して使ってみたんですが、本体だけを持ってみると、確かに6セルバッテリーの時は「ずっしり感」を感じるんですが、使い出すとそれ程違いは感じられません。スリムバッテリー+SSDだと、1.1kgちょっとに対して、6セルバッテリーにすると1.29kgと、小型のデジカメ一つ分くらいの差があります。これがSSDをHDDに換装すると1.2kg位だから、それ程違いは無いとも言えますね。でも、今回UQ WiMaxを所々使って新幹線の中で利用しましたが、それ程大きくバッテリー消耗したという印象は無いですね。勿論、フルにネットワークアクセスしているわけではないので、この辺りは割り引いてみないと行けないけれど。ただ、UQ WiMaxをもっと利用したとしても、自分の使い方ならスリムバッテリーで軽量モードでも十分かなと思います。

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