飛行機に搭乗している場合、基本的にワイヤレス機能とか発信機能を持つデバイス、携帯電話とかPCのワイヤレス機能とかは使用禁止です。最近では、一部のフライトで飛行中にWi-Fiサービスが提供されている場合もありますが、そんな場合でも離発着時には使用禁止になります。私が海外出張で飛行機を利用しはじめたころは、まだ携帯電話を機内で使うという事も殆ど無い時代で、当時の機内アナウンスも「ラジオや携帯プレーヤーの電源をお切りください」というようなものだったと思います。その後携帯電話が普及し出すと、そこに携帯電話が入り、モバイルPCでWi-Fiが入ればPCが入り、しばらく前に面白いなと思ったのが、「ニンテンドー、ゲームボーイを切ってください」と携帯ゲーム機なんかも含まれるようになったこと。時代の流れだなぁと感じた記憶があります。
で、最近では「iPodを切ってください」なんていう台詞が聞こえるようになり、今年の初めくらいからは「iPadを切って」という言葉も。流石にそれなりにブームになっているからと思ったんですが、今回のUS国内フライトでは、「iPadやKindleを切ってください」とAmazonのKindleも。実は、私が座っていた席の通路を挟んだ斜め前の女性がKindleでずっと何か小説を読んでいたので、CAが気を利かせて言っただけなのかもしれないけれど、別のフライトでもKindleが入っていたので、US国内ではかなり普及しているのかなという印象でした。そういえば、今回の旅行ではiPadを使っている人はあまり見ませんでしたねぇ。ブームとして一つ終わったのだろうか。
日本でも電子ブックが色々登場しだしたので、日本国内線でも「xxx、yyy、zzz等の電子ブックやスマートフォンの電源はお切りください」なんていう、半分CMみたいなメッセージが聞かれるようになるんでしょうか。ふと思ったんですが、USだとBluetoothのレシーバーを使っている人をよく見ますが、携帯(あるいはスマートフォン)の電源は落としても、レシーバーの電源まで落としている人は少なかったりして。同じような理由で、音楽プレーヤーの電源は落としても、Bluetoothのヘッドセットはそのままだったり、結構携帯デバイスやその周辺装置が増えて行くにつれて、本人も意図しないうちにそれが該当するのか分からなくなっている状態になっているような気がします。やはり以前US国内線に搭乗していた時、機内でMacBookを使っていた女性がCAから何か注意されていて、なんだろうと思ったらワイヤレスマウスを使っていて、それを注意されたんですね。「こんな物も駄目なの」と女性は粘っていたけれど、CAからはきつくだめ出しをされていて、結局USBケーブルを取り出して有線マウスにして使っていましたが、まぁゲーム機なんかも駄目なんだからねぇ。そのうち、セキュリティチェックと同様に、機内に入るときには全ての電子デバイスの電源を切るようにチェックがはいるのかも。iPhone/iPodの「機内モード(全ての発信機能がOFFされる)」みたいなボタンとか、あるいは自分の周りの電磁波をすべて防御するような防御デバイスみたいな物が登場搭乗したりして。名付けて「結界デバイス」(笑)。
あっ、ちなみにKindleを読んでいた女性乗客は、着陸するときもずっとそのままでした。まぁ、最近は乗務しているCAによって、その辺りの注意具合がかなりばらつきがあるので、個人的にはそっちの方が心配と言うか不安です。
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