2010年10月29日

それはそれで正しいけれど

業績好調、CM好調、野球は残念なSoftbank。気勢を上げる孫社長は、まぁ元気。で、言っていることは基本的に同意するんだけど、結局今のところPCが無くならない最大の理由である「普段はタッチパネルのみで操作し、長文を書く必要がある時のみ外付けキーボードを接続。iOSのシンク作業も「秘書にやらせている」という部分が解決されないと、完全にタブレットやスマートフォンに以降するというわけには行かないんですよね。

勿論、最初から携帯電話やスマートフォンみたいなデバイスになじみがあり、また文章作成にしてもTwitterのような短い文章でコミュケーションする、今の若い世代が台頭してくれば、実は長文メールを書くような機会する無くなり、結果的に外付けキーボードは不要だし、コミュニケーションツールとしてのデジタルデバイスの方向性も変わると思うけれど。

後は、バックボーンのインフラでしょうか。日本の場合、狭い国土(地域)ということもあるけれど、稠密に高速ネットワークが配置されていて、実はPCでもそれほど困らない状況になっているけれど、海外に行くとまだまだ3Gが最高速度の通信インフラなんていうところは沢山あります。そういう状況で、では今の日本で使っているビジネススタイルをそのまま持ち込めるかというと、かなり疑問。今は、クライアント側のiPhoneとかiPadが注目されているけれど、実はもっとバックボーンの環境なりサービスを真剣に考えないと、結局はリッチクライアントの方が便利・簡単なんていう事になりかねないかも。これって、昔のホストコンピューターの頃から繰り返されていることですからね。まぁ、それもあるから、孫さんはしきりに「光の道」なんていうことを言ってるんだろうけど。

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