2010年10月20日

そもそもの原因

PC Onlineのコラム、通話中に電話番号やメルアドを確認する方法。まぁ、頻繁にある話ではないけれど、誰でも何度かは遭遇したことがある問題ですよね。まず最初に浮かぶのが、「変に操作をして電話が切れないか」ということ。次に「どうやれば目的の画面が出るのか」という話。自分の番号を確認するためにメニュー→"0"というのは、一度覚えればなんてことはないけれど、其処に行き着くまでは電話帳を開いたり、設定画面を最初から見ていったり、最後は諦めて契約書を引っ張り出したり(笑)。

固定電話であっても、何度も使うから何となく自宅の電話番号は記憶しているのであって、その点は携帯でも同じだと思う。昔は、自分の電話番号を書いた紙を、電話機の前に貼っていたりした記憶があります。今は、リダイヤルはアドレス帳から直接電話できるし、さらに相手のデータは赤外線で直接アドレス帳に登録出来たりするから、相手の名前だけ覚えていれば、電話番号は知らなくても電話できるし、掛かってきたときに誰から来たのかも表示されるし。

そんな中で、方法はどうやるかは別にして、今の携帯の問題点は通話しているときには本体を顔に付けているので、仮に可能であっても画面操作をすることが難しい事。ヘッドセットを使用すれば別ですけど、普通本体だけで通話と画面操作両方実行するのは大変。私は電話会議でよく使いますが、最初に会議に入るときにガイドに従って会議番号や暗証番号を入力しないといけません。最近ではBluetoothのヘッドセットを使っているけれど、それまでは携帯を顔に付けたり離したりして大変。だから、結構押し間違いも多く発生しました。元々、携帯の部分は通話するためのハンドセット(スピーカーとマイク)部分が変化したものですからね。例えば固定電話でプッシュホンが登場したときか、DTMFで操作することが出来るようになりましたが、あの時はヘッドセットを顔に付けながらボタンを押すことが出来たから簡単便利だったわけです。それなのに、画面操作系がどんどん拡充されていった携帯では不便になるのは通り。

記事ではスピーカーホンにしろと書いてあるけれど、スピーカーにしても聞きづらいんですよね。個人的には、そろそろ携帯での音声通話は「オプション」扱いになって、必要な人はワイヤレスとかBluetoothのヘッドセットを付けて使う、という時代になるんじゃないだろうか。富士通がしばらく前に発表した「分離型携帯」も一つのアイデアだと思うけれど、音楽プレーヤーのイヤホン等と共有出来る形にすれば良いわけだし。携帯に音楽プレーヤーが含まれる時代なんだから。「携帯電話」が「携帯」になり、今では「ケータイ」になっているわけですからね。旧来の「電話」の概念をそろそろ忘れてもいい気がする。

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