2010年10月4日

ノジマベイスターズ

都内西部や神奈川県東部に住んでいた自分にとって「ノジマ」は非常に馴染みのある家電販売店の一つ。まだ、ヨドバシカメラとかビックカメラ、あるいはケーズデンキやヤマダ電機といった量販店が大規模展開する前で、結構地元密着型の販売店が日常の買い物の中心で、その中で「ノジマ」と言えば、高級品を中心に扱うお店という位置づけ。実際、当時すんでいたアパートから15分位かな、歩いたところに結構大きな店舗があって、よくオーディオ製品を見に行っていたものです。ただ、90年代に入ってバブルが弾けると、そういう高級品路線はだんだん低迷しましたので、ノジマも量販店とは言わないけれど、低価格品も多く扱うようになり、その分高級品は減るわけで自分の中では消えていったお店でした。もっとも、その頃には、ヨドバシ、ビックという量販店が台頭してきたときで、自分もヨドバシのポイントカードを作ってからは、もっぱらそっちに貢献しましたから(笑)。

で、前置きが長くなりましたが、そのノジマが横浜ベイスターズの買収に名乗りを上げたという記事。チーム名は代わったけれど、物心ついて野球中継を見るようになった「大洋ホエールズ」時代から馴染みのチームの一つ。でも、1998年、「ハマの大魔神」佐々木投手を要して優勝したのが、唯一の輝きで、その後は正直目立つ球団じゃなかったけれど...


以前は、野球中継と言えば巨人戦しかなくて、対戦チームにとっては巨人との試合はプラチナカードだったわけだけど、最近ではBS/CSでの中継も増えて、実際TBSが親会社横浜の場合も、BS-TBS等でそこそこ放送はしてたんですよね。でも、それだって、全試合を放送するわけではなく、巨人戦とかそれなりの視聴率が稼げる試合中心だし。やっぱり、その球団の熱狂的なファンは居るわけで、そういう人たち向けに全試合・終了まで放送するようなコンテンツ作りをして固定ファンを獲得し、その上でいろいろなイベントや内容を拡大するような対策が必要な気がするんですけどね。

いずれにしても、フランチャイズ制を採用している以上は、地元の熱意が一番重要なわけで、それは地元企業がオーナーになる、スポンサーになる事以上に大切なんですよね。私の知り合いに熱狂的横浜ファンが居ますが、彼なんかどう思うんだろうか。ちょっと聞いてみたい気がします。

0 件のコメント:

コメントを投稿