2010年10月2日

スポーツビジネス

スポーツビジネスに関しての記事。プロ野球には余り興味はないけれど、昨日の横浜ベイスターズ身売りの話はちょっとビックリ。まぁ、何度も優勝していて、プロ野球を代表する巨人戦ですら低視聴率のために地上波放送は減少している今、正直さらに下位に低迷している横浜に人気が出るとは思えないですからね。楽天にしても、優勝争いに絡んでいた昨年はスタジアムも埋まっていたのが、最下位に低迷している今年は減少しているし。日本で一番有名かつ人気のあるプロ野球ですらこうですから、その他のスポーツビジネスに関しては況んやおや。

ただ、この記事の最後にちょっと出てきますが、BSやCSでそれぞれの球団の試合を最後まで放送するのは、個人的には凄く好印象。試合が巻が決まっている、サッカーとかバスケットとは異なり、終わりが見えないスポーツの弱点ですけど、やはり最後まで見たいという気持ちは大きいですよね。ある程度編成に余裕のあるBS/CSだから出来るし、爆発的ヒットにはならいかもしれないけれど、固定視聴者獲得には有利なんじゃないだろうか。フットボールも、地上波から消えて悲しかったのが、BSやCSでは、プレシーズンからスーパーボウルまで、試合数にしても、レギュラーシーズンで毎週10数試合開催されうちの半分くらいは視聴できる。実際、BS/CSをたまにザッピングしてみていると、「こんなスポーツが」という番組に結構遭遇します。珍しいスポーツだから、マイナーだからというだけで希少価値が生まれるとは思わないけれど、そういう物を掘り起こしたり、また地方でのスポーツを他の地方放送局通しで融通して全国的なネットに乗せるとか。言ってみれば、スポーツの産直というか(笑)。

一方で、力のあるスポーツ、例えばNFLとかさらにはUSだとカレッジスポーツでは、既存の放送局に依存せずに自らインターネットで番組配信したりする時代にもなっているんですよね。BS/CSで自分の好みのスポーツを視聴できるのは嬉しいけれど、それだけを放送しているわけではないし。となると、インターネットで好きなときに好きなチームの試合観戦が出来る方が、仮に多少コストを払うことになっても個人的には「買い」かなという気がします。

「スポーツコンテンツ」と言うからには、やはりそのスポーツの内容の高さが必須なのは言うまでもない。接戦の試合、高度な技や技術の試合、あるいはシーズン制ならその間の順位争いなど、そういう条件が揃えばこれほど魅力的なコンテンツは無いと思います。オリンピックとか何々世界大会のような大きな大会だと、見慣れて普段は注目することもないような種目でも、それなりに注目されることがその証。それで、優勝とかすれば、マイナースポーツも一気にメジャーになります。まぁ、その分忘れ去られるのも早いけれど。自分も、ごくわずかではあるけれど、そういうことに関係した場所にいるので、何とか自分が関わっている「フットボール」というスポーツをもっと知ってもらいたいと思うし、この魅力にはまる人は、日本打破馴染みのないスポーツだけどまだまだ潜在的に多くいると思うんですよね。その為にも、やはり露出度がどれだけ確保できるかというのが最大の問題。もしチャンスがあれば、10人位のチームで、そういうマイナースポーツを録画して配信するような組織、会社組織は利益的に無理だろうから、もっと違う方法を考えないと行けないけれど、そういうチームでいろいろなスポーツを掘り起こすのがちゅっとした夢だったりする。市販のビデオ機材も安価で高画質高機能になってきたし、ストリーミング配信なんかのサーバーも手軽にレンタル出来たりするので、個々の条件はそれ程高いとは思わないんだけど。

いずれにしても、多チャンネル化でコンテンツが圧倒的に不足していて、その中で新たに素材として起こす必要がないすでにそれなりに活動しているスポーツコンテンツは、最初は穴埋め番組かもしれないけれど、結構大化けするような気がする。

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