2010年9月19日

UAとCOの合併を株主が承認

この金曜日に、UAとCOの株主が圧倒的多数(98%!)で両者の合併に同意したという記事。記事の中では「圧倒的多数」と書かれていましたが、確かにそう言える数字。一方で記事の中では、それぞれの労働組合の一本化や、予約システムの統合等の難しさも漂わせているけれど、予約システムに関してはどうだろう、データ統合に時間は掛かるかもしれないけれど、そんなに難しくないような。すでにスタアラに加入もしているわけだし。困るのは、多分統合されて便名が「UAxxx」になるだろうから、その数字がどう変わるかですよね。単純に"CO"を"UA"に買えるだけでは重複する便名もたくさんあるだろうし。

利用する側としては、FFPの変更やファシリティ、例えば成田のRCCとかがどうなるかという部分に興味が一番あるわけで、それがハッキリするのはまだ時間が掛かるみたい。記事にも書かれているけれど、US国内線は東西南北でうまいこと棲み分けが出来ているし、国際線もある程度補完するような関係になっているので、利用者としてはこれまでの利便性を維持しつつ、新しい路線利用などのメリットが大きい気がします。勿論、重複する路線やある程度の効率の堅めに路線変更や停止もあるだろうから、単純に1+1=2にはならなくて、1+1=1.8とか1.5にしないと経営統合した意味はないけれど。

個人的には、これからHuston(IAH)が使えるようになれば、フロリダ方面への移動が楽になるので歓迎したいところ。後、EWR(Newark)だけどNew Yorkへの直行便が使えるというのも、ここ2回の訪問でNew Yorkにはまりつつある自分としては嬉しいところ。でも、そうなると、昔のようにUAのORD-NRTの一日2便復活はなさそうですね。さらに言えば、セントレア(NGO)からUS本土(ハワイでもいいけれど)のフライトを何とか復活してくれないだろう。手間的には、NRTにでてもそれ程違いはないけれど、やっぱり直ぐ近くの空港から行けるという安心感というか気持ちの余裕があると、旅行しやすくなるんだけど。NGOからは、COがGUMに飛んでいるので、これを何とか拡張してくれると個人的には嬉しい限り。記事の中では、これからが大変みたいな事が書いてあって、それは過去の同様の合併を見ているとよく分かります。合併した事で少なくとも日本のユーザーにとっては改悪となったDL-NWの轍だけは踏んで欲しくないけれど。

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