2010年9月9日

iPadの使い方

今回のN.Y.旅行中、飛行機の中や空港でiPadやKindleを使う人を前回5月の時よりもかなり多く見かけました。つらつら眺めると、多くの人はBook Readerとして使っているみたいですね。KindleはiPadの半分くらいのサイズなので、Kindle派は画面に1ページずつ、iPad派は横向きにして左右見開きのようにして読んでいる人が多いみたい。Kindleは、もともとBook Readerとして開発された訳ですから、これは当然なんですけど、iPadはもっと別の使い方をする人が多いかなと思っていたので、ちょっと意外です。

iPhone/iPodのリプレースになるかなという事も思ったんですが、これはサイズ的に全く違いますからそれは無理。逆に、NetbookやモバイルPCを駆逐するかなと言うことも思ったんですが、これはやはりパワー的に非力なので、そこまではまだ無理みたい。実際、iPadを使っている人の多くは、PCも携帯していて、時間の無いときやちょっと何か読みたいときにはバッグの横からiPadを、フライト中とか待合室ではPCを出してExcel何かを編集する、というような「棲み分け・使い分け」が生まれつつあるというのが第一印象でした。

もちろん、自分が見た光景はごくごく一部にしか過ぎないけれど、USでの飛行機利用者は、日本で言えば新幹線利用者みたいなものだから、ある程度似たような傾向が、日本の遠距離移動者にもいえるかも。ただ、それだけでなく、日本では多い近距離移動者(地下鉄とかJRとかバスとか)の傾向も考えないといけませんね。まだもやもやした段階なんですが、ちょっとおもしろいことが出来そうな、それに繋がるであろうヒントを見た気がします。

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