2010年9月14日

ワイヤレス給電

昨日のニュース等で、かなり大きく取り上げられていた、富士通が発表したワイヤレス給電技術。「世界初」という冠を付けて発表されていたので、「いゃ、すでにPHSとか一部家電製品であるじゃん」と思ったんですが、電磁誘導方式ではない別の方式(磁界共鳴方式)でのワイヤレス給電なんですね。しかも、どうも記事とかプレスリリースを見ていくと、その方式での給電というよりも、それを設計最適化する手法の方が重要の様子。

どちらかと言えばソフト屋の端くれではありますが、昔はちょっと半田ゴテとか握っていたこともあるし、電子工作なんかもしていたので多少はこのあたりも理解出来るのでふんふんと思いながらプレスリリースや新聞記事を読んでいますが、結構複雑な技術であっても、基本部分って結構シンプルなもんだなと感じますね。もちろん、今回の場合だって、単にコイルとコンデンサで磁界を調節するだけとは言いつつも、周りの電子デバイスや電子機器との影響をシミュレーションしたり計算したりという膨大な作業が必要なわけで、そういう部分の最適技術・手法を確率したというのが肝だとは思うけれど、でもアイデア自体は凄くシンプルと思います。

今回は磁界共鳴ということなんだけど、これが重力共鳴だったりニュートリノ共鳴だったりするとさらに膨大なパワーが腸炎距離にも伝達できるわけで... って、それはSFの読み過ぎだけど、共鳴する媒体を何か選べばもっと別の方法が出来そうな気もするんだけど。いずれにしても、携帯電話や音楽プレーヤー等はもちろん、ノートブックパソコンやもしかしたら家電製品から電源ケーブルが消える時代が直ぐにやってくるのかも。

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