2010年7月30日

リバイバル

自分たちの世代には懐かしい、Palm Pilotの"Graffiti"がAndroidで復活するという話。自分もPalm PilotやSONYのCLIEを買って使った口なので、懐かしさとともにこうやって復活してくるのはやはり技術的完成度が高いからなんだろうなと感じます。まぁ、技術と時代があっていなかった、一例とも言えるかも。ただ、最近の携帯デバイスの技術革新の中、Graffitiの存在感は昔ほど高くないのも事実。

多分、英語圏やヨーロッパなど、アルファベット地域ではそれなりに流行ると思うけれど、日本語(や、その他漢字圏)では物珍しさで終わってしまいそうな気がします。以前のCLIEを使って日本語入力をしていた時に感じたのが、アルファベット入力(英語入力)なら、そのままダイレクトに入力されていくのが、日本語の場合は一度アルファベットを入力して平仮名にして、さらにそこから漢字変換をするという手間が面倒なんですよね。しかも当時はリソースも非力だったから、単変換で日本語を入力していくのが面倒で... それでも、今の技術なら予測変換で入力するようなシステムが出来れば、面白いかも。

今個人的に感じているのは、iPhoneやスマートフォンのような片手サイズの携帯デバイスでの入力I/Fって、これから色々面白いアイデアがどんどん登場してくるんじゃないかという期待感。今のように、小型のキーボードを付けたりとか、このGraffitiのような、オンディスプレーでの入力方式が登場したり消えたりしていく時代になりそうで、ちょっとワクワクしています。タップ入力だから、物理的キーボードよりも自由度はあるはずだから。そういった次の自体への切っ掛けになると良いですね、Graffitiのリバイバルが。

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