2010年5月23日

イカロスの翼

この週末の大きなニュースの一つである、金星探査衛星「あかつき」の発射成功。個人的には、「あかつき」にも興味はあるけれど、宇宙ヨットとでも言うべき「イカロス」のほうにSF好き的興味がそそられます。まだ帆の展開が済んでいないので、これからどうなるか不安も心配もあるけれど、実際太陽光の圧力でどの程度での期間で加速できて、どこまで加速できるんだろうか。素朴な疑問として、太陽系の中でどの程度の場所までこの宇宙ヨットが利用可能なんでしょうね。内宇宙というか、地球あるいは火星よりも内側(太陽側)なら使えるんでしょうか。でも、今回成功したならば将来の木星探査に利用したいという話もあるので、そういう場所でも太陽光の圧力を利用出来るんですね。

今回も全国の大学が中心に開発した小型衛星が搭載されていて、宇宙空間への投射は成功していますが、是非某かの観測結果を送るところまで成功して、技術力蓄積に貢献して欲しいですね。そのうち、個人が作った衛星が一緒に宇宙に飛び出ていく時代になるんだろうなぁ。自分が宇宙に行くのが時代的に難しければ、攻めて自分の作った衛星を宇宙に送って、そこから地球を見てみたいですね。

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