2010年4月13日

Microsoft KIN

Microsoftの独自携帯電話「KIN」発表という記事。デザイン的には既存のスマートフォンやスライド携帯と同様で新鮮味はありませんよね。記事の写真を見ると、妙に小さい気がするんですよね。特に、KIN TWOは。モデルさんの手が大きいからなんだろうか。スマートフォンは今年の有力市場と見られていますが、それでもマーケット規模ってそれ程大きいと思わない。iPhoneも入れるから、そこそこの規模になるんだろうけど、そのうちのかなりの部分はiPhoneなんですからね。Androidをはじめ、既存のスマートフォンが開拓できるマーケットって、まだまだ少ない気がする。その理由の一つは、スマートフォン自体の機能差別で製品の合否が決まるんじゃなくて、その先にあるサービスの有無が製品の売れ行きに影響するからで、そういう意味では単に末端のデバイスが新しくなっただけじゃ、その製品がヒットするとは言えないし。

そういう意味では、このKINはあらかじめSNSに特化するような内容を含んでいるようで、ちょっと面白いかも。日本でも、「携帯電話」と言いつつも、メジャーな機能は電子マネーであり、メールであり、ネットアクセスですしね。これまでのMicrosoftの携帯デバイスを見ていると、どうしてもWindowsとの親和性を求められていて、それはそれで可哀想な気もしたんですが、今回の端末でそれがある程度吹っ切れるのでは。Windows自体が、ネット嗜好になってきていて、さらにOfficeにしてもweb版が登場しますから、端末側にはブラウザ機能だけあれば良い時代になってきたし。製造はシャープということなので、結構早く日本にも展開されるかも。まぁ、買わないと思うけれど(をぃ)。

0 件のコメント:

コメントを投稿