Googleの中国からの撤退に関して、中国在住ジャーナリストの山谷氏の記事。我々的には大きなニュースだけれど、中国ではメジャープレーヤーではないGoogleなので、実質的にはあまり影響ないみたいな雰囲気ですね。まぁ、百度(Baidu)が無くなるとか言う話になれば、もっと騒ぐだろうけれど。日本でも、メジャーはYahooですからね。でも、中国のGoogleユーザーは、コアなユーザーが多い問うことなので、これからも騒動は続くんだろうなぁ。
昨晩、たまたま中国の女性報道官(よく見る、メガネを掛けた厳しそうなあの人)が、「中国こそネットの被害者だ」みたいな事をいっていたけれど、まぁよく言うよというか、あきれるのを通り越して笑ってしまいました。まぁ、中国のことだから決して譲歩はしないだろうし、逆にもし本当にGoogleが中国から撤退すると、逆に意固地になってますますネット検閲やら言論制限とかに進むのかも。あまり限度を超えてそういう事態になれば、幾ら統制されている中国国民とは言え、暴発するかもしれませんね。そうでなくても、経済格差で歪みが生まれているときですし。今年は、北京オリンピックに続いて上海万博という一大イベントが控えていますから、あまり波風を立てて欲しくないと思うけれど、逆にGoogleをそのあたりも狙ってあえてこのタイミングでこういう行動に出たのかも。まぁ、そこまでは加倉何でも都合良く行かないと思うけれど、でも中国ビジネスを考える上で象徴的な出来事になりつつあるように感じます。
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