2009年11月24日

紅白と隠し芸

昨日NHKの紅白歌合戦出場歌手が発表されましたけど、なんか「誰?」という人が多くて... しかも、ここ数年というか、もう10年以上の傾向だけど、「あぁ、あの人とあのグループが」とかいうトキメキも無くなりましたね。以前なら、レコードの売り上げ枚数とか、限定された評価基準があったけれど、今ではCD売上げだけでは計れないし、またジャンルも多様化しているから、ちょっとTVに出ているから良いとも言えないし、その逆もあるし。「音楽」は無くならないとは思うけれど、多様化している現実にもう乗り遅れている感じがします。時間帯毎に、視聴者ターゲットを変えたりとかしているけれど、それもどうかなぁ。昔だと、最初に新人とか若手が搭乗して、後半にベテラン・実力者が登場して盛り上げて終了という感じでしたが、今は最後のフィナーレに行く前に息切れしちゃう感じなのかも。と言いつつも、もう何年も最後まで見たことはないし、大体紅白自体見ない年も多いし。

同じく年末年始の風物詩だったCX系列の隠し芸大会も来年で終わりだそうですけど、これもだんだん舞台仕掛けが大げさになりすぎて「隠し芸」じゃなくなりましたしね。芸能人がいろいろなことに挑戦して、それを見せてくれるのは良いんだけど、なんかやることがメインになって芸自体の面白味が年々無くなっていったような印象。こちらも、新年に観ることが無くなった番組ですよねぇ。紅白や隠し芸が登場したのも時代の流れだと思うし、それらの番組が内容を変えつつ、場合によっては消えていくのも時代の流れだと思うけれど、問題なのは、そう言った消えていくものを受け継ぐ次の「何か」がまだ無いこと何じゃないでしょうか。とは言っても、テレビで観たいと思う内容の番組自体がだんだん無くなっている時代ですからねぇ...

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