2009年9月25日

Native Speaker

昨日の朝、某情報番組を偶々見ていたところ、国連でスピーチをする鳩山さんの映像が流れて、司会者が「鳩山さんはネイティブ並に英語が話せますからね」と言うと、コメンテーターも「そうですね」なんて相づちを打っていたけれど、本当か? "Native Speaker"というのは、もっとスキルが高いと思うけれど。

英語の上手い下手以前に、演説者としてあのぼそぼそ暗い声で話すのは駄目でしょう。何か聞いていて、覇気のないスピーチって、その内容以前に心に残らないものですし。それと、今回の話ではないけれど、以前の外国人記者クラブで行ったスピーチの様子とか、別の機会の時に話をした様子がビデオで流れたけれど、前振りのジョークというか掴みのところが面白くないですね。笑えない冗談というか、なんか変にオチを考えすぎて滑ったような振り方だったし。と言うか、「暗い」よなぁ、この人の話しているところを見ていると...

ここ数年、自民党出身の首相に対して「リーダーシップがない」と言われていた割には、リーダーシップが感じられない人が今首相になっているような気がすると言ったら怒られるか(笑)。勿論、声の大きさとか、スピーチの上手さとか、その雰囲気とか、何か一つで決まるものではないけれど、何かこう引きつけられるような何かがあってそれを感じることができれば「あぁ、リーダーシップがある」と思うんだろうけど、今の内閣のメンバーでそれを感じる人はいないなぁ。小沢さんの方が、そう言う意味では「リーダーシップ」を感じたりして(爆!)。

しかし、国連での「CO2 25%削減」と言い、ダムの話といい、「やる」事だけ強調されて「どうする」という部分が見えないというか話が出てこない気がするんですよね。少なくとも担当者になったならば、具体的に説明する責任があると思うんですけどね。

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