川崎氏は、PCが前提のコンピューティングはもう古い方法であり、たとえば眼鏡が大規模スクリーンになり、キーボードが仮想キーボードになるといったように、デバイス側が変化していけば、それを受けてクラウドプラットフォームも変わることになるだろうと予測。というのは残念。それって、今のLCDがHMDになったり、物理的なキーボードがシートキーボードとか、あるいは今のiPhone/iPodのよなうタッチパッド上のソフトキーボードになるというレベルの話に聞こえるから。つまり「PC」という形状が変化しただけだと思うんですよね。もっと、データの持ち方というか。クラウドという限りは、データが「向こう側」に行くようにそのデータと接続するデバイスも、もっと向こう側に行かないと、やっぱりPC前提のコンピューティングを引きずったままなんじゃないかな。なんてことを、ふと思う記事ですね。
2009年7月17日
消えゆくPCとは?
CNET Japanの記事から、大阪大教授でデザイナーの川崎和男氏によるMS ReMIX Tokyoでの講演の紹介記事。Web記事の限られた文字数での紹介だし、実際の話も分からないけれど、ちょっと引っかかる記事。「PC」の定義にもよるけれど、所謂「PC」なるデバイスが、今のような地位から消えていくことは確か。これは、例えば算盤とか帳簿なんて言う一昔前の「ビジネスツール」が消えて行きつつあることを見れば、簡単に想像出来ること。で、そうなった場合では次に登場するツールは何かという感じな部分が、記事最後に書かれている
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