2009年7月16日

IR USB2.0

USB 2.0っていうのは、その接続の簡便さと転送スピードの早さで、今ではPCに欠かせないI/Fになりましたけど、唯一の問題はケーブルの引き回しとHubが必要なこと。この記事では、KDDIが成功したという赤外線でのUSB 2.0接続で、まだ試験段階ではあるけれど仮想USBデバイスとIR部分が一体化小型化されれば、面白くなりそう。ただ、すでにより高速なUSB 3.0の話も出てきているし、認証などの課題はあるにしてもUWBなんて言うデバイスもすでに登場している今では、技術的には面白いと思うけれど、ちょっとインパクトに欠けるかなと言う気も。 まだワイヤレスが一般的では無かった時代、デスクトップ、ノートブックに関わらず本体には無数のケーブルが接続されていて、非常に取り回しが面倒だったんですが、その中でIR(赤外線)通信で当時のPDAとかPC同士でワイヤレスでファイル転送出来るというのは画期的でした。それを思うと、IRですらもう時代遅れになるのかと、ちょっとしんみりした気分になりますね。

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