2009年7月23日

FDA発進

富士山静岡空港の第二のイベントというか、FDA(フジドリームエアライン)が今日からいよいよ就航。小松、熊本、鹿児島という3路線空のスタートですが、今後も拡大する予定。現在、赤と水色の塗装をした2機のエンブラエルERJ-170からスタートして、虹色の7色=7機まで増やすのが当初の目的打そうですけど、是非頑張って欲しいなぁ。鈴与さんがこの計画を発表した時には、富士山静岡空港自体にも否定的な意見が多かったこともあって、FDAスタート自体も危ぶまれたけれど、流石地元の大企業、ここまで来ましたねぇ。

静岡県にずっと住んでいて思うのは、東京・名古屋・大阪という横移動には不便を感じないんですよね。ところが、日本海側の金沢とか新潟に行こうと思うと、東京か米原経由で行くしかないので、これがかなり不便。需要予想は出来ないけれど、リージョナルジェットくらいのキャパシティーならそこそこ埋まりそうな気もします。もう一つ、今回は九州の熊本、鹿児島への就航ですけど、新幹線で直接行けない場所への就航も需要があると思います。これまでなら、多分羽田・小牧に出て、そこから地方便への乗り換えという方法だったと思うけれど、それがかなり短縮されるから。欲を言えば、料金がちょっと高いかな。このあたり、会員制度での割引とか必要かも。まぁ飛行機の場合「時間をお金で買う」という意識があれば、多少割高でも良いんですけど、なかなか普通の人の場合そうはいかず、新幹線とかとの価格競争になりますからね。でも、小松までならFDAで一時間。これが電車利用だと4時間位だったかな。熊本、鹿児島だって1時間半で飛べますから、これも5~6時間掛ることを思えばかなりメリットあります。日帰り出張だって、今後便数が増えれば可能になりそうなので、となると県内の企業利用も増えるんじゃないでしょうか。大変だとは思うけれど、やっぱりFDAには頑張って欲しいなぁ。

これで残る課題は、8月末の2500mによる完全供用ですね。

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